カテゴリー別アーカイブ: 研修内容

我慢が功を奏した研修プログラム

つい先週に1年間をかけたコスメ店長へのマーケティング研修が

終わりました。

東証一部上場企業で全国展開しているので、東京と大阪に分けて1年間かけて

プログラムを開発。

2年目のプログラムだったのですが、今年は新任の部長さんが全て

監修されてました。

最初は、対処療法的に「売れる答え」をお求めでしたが、

それでは、持続しないことから「現場で自律的に考える」ことを

当方よりご提案し、その部長様が同意、採択されました。

この部長のご決断が見事でした。

しかし、これには我慢が必要です。

だって、自律的に答えを出すまで、見守らなければ

ならないからです。

おそらく着任された部長さんは数ヶ月は中々売上実績が伸びずに

会社の中で叩かれることもあったかと思います。

しかし、しかしですよ!店舗の雰囲気も明るくなり、

業績は徐々に上向いてきたんです。

先日の研修で驚いたのが、参加者の課題意識、問題解決能力が

著しく向上していたことです。

店長さん達自身のご努力もあったかと思いますが、

最大の要因は、着任した部長の戦略と我慢力です。

ご自身の功績なのに、「先生のおかげです、ありがとうとございます」

とお言葉をいただきました。(さすが懐が深い方のお言葉ですね〜)

お届けしたプログラムが何かしら変革の契機になったので

あれば、これに勝るよろこびはありません。

選抜研修の「理」と「情」

企業研修には対象者別に大きく2種類あります。

該当部署全員を対象にする「全員研修」と

何かしらの基準で一部の対象者に絞る「選抜研修」です。

後者の「選抜研修」には、運営事務局側も講師側にもノウハウが

必要になります。

それぞれのメリット・デメリットは以下のとおりです。

《メリット》

受講者が選抜されているのでレベルが高く、講義自体が濃密になる

《デメリット》

選定基準の設定が難しく、人員を選定し切れない

企業側としては、なるべく多くの人材の育成レベルを引き上げたいのが

本音でしょう。しかしながら、現実には、研修で引き上がる対象者は

ごくわずかです。

費用対効果的に考えれば、人員を絞り込み、一部の投資人財だけを

対象にした「選抜研修」が「理」にかなっています。

しかしながら、親心として、なるべく多くの人員に研修受講してもらい

スキルアップをかなえたい「情」の側面もまたあります。

「理」を取るか、「情」を取るか、

中々悩ましい問題です。

当社は、研修当日の運営だけでなく、こうした人財育成計画の

コンサルティングから開始し、研修当日にこぎつけます。

長い時には、研修当日まで半年近くかけて準備を行います。

ディベート研修とゲーム理論

最新のハーバード・ビジネス・レビュー(2015年6月号)において、

気鋭の経営学者入山章栄准教授(早稲田ビジネススクール)

がこんなことを言ってます。

「この世の大部分は、ゲーム理論で説明できる」

ゲーム理論とは、簡単に言うと相手の行動を予測しながら合理的な意思決定をする

分析手法です。

つまり「自分」の戦略は、「相手」の動き次第で決まるという考え方です。

これ、主語の「自分」を「自社」、「相手」を「競合他社」に当てはめてみることも

可能であり、ゲーム理論は説明適用範囲が広いことから、

この世の大部分は、ゲーム理論で説明できると言ってるのです。

当社では、ディベートを通じて戦略意思決定を磨く研修を

行いますが、その最初にゲーム理論の考え方を教えます。

「経営学としてのゲーム理論」を教えるのではなく、

「ビジネス実務にゲーム理論をどう当てはめるのか」が目的です。

アイスブレイクとして用いるのは、「囚人のジレンマ」。

この演習で、ゲーム理論の下地を有しているか、

常日頃、競争戦略を頭に置いているかどうかが、見極められます。

自分の戦略を作る前に、まず相手の出方によって、

どうゆう状況、いくつのシナリオが描けるかを事前分析できるかが、

鍵となります。

 

身体で覚える3大思考術

選抜ビジネスパーソンを対象にした「ハンドレッド研修@札幌」が終了。

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その前日には、WEBマーケッター育成研修もあり、3日間連続の札幌講座でした。

どの研修の1回目にも普遍的な仕事術である3大思考を取り入れています。

すなわち、「拡大思考」、「分割思考」、「俯瞰思考」です。

拙著「一流の人はなぜA3ノートを使うのか」にその要旨を書いており、

事前精読して講座に臨んでもらっていますが、読むのとやるのとでは大違い。

やはり、「思考」も「身体」で覚えなければならんのです。

しかし、そうすることで一生の財産となるビジネススキルが身に付きます

ハンドレッド研修

ハンドレッド。日本語では百(ひゃく)、100です。
この名称を冠した「6ヶ月間ハンドレッド研修」がスタートします。
何がハンドレッドなのか?

それは参加者が100人だからです。
ある優良企業の選抜幹部を100名選出し、
6ヶ月かけて企業が望むレベルまで引き上げるプログラム。

準備に5ヶ月。実施に6ヶ月。
つまり、1年間をかけて仕込んで、実現する
プログラムです。会場は、札幌、東京、福岡。
毎回の宿題を課される参加者も大変ですが、
彼らを率いる私も相当前から体力つくりに励みました。

体力自慢の私でさえ、覚悟してかからないと
成立しない研修だからです。

気力体力十分。秋風が吹く10月には
参加者のレベルがどこまで引き上がっているか、
それが楽しみでしょうがないです。