企業研修には対象者別に大きく2種類あります。
該当部署全員を対象にする「全員研修」と
何かしらの基準で一部の対象者に絞る「選抜研修」です。
後者の「選抜研修」には、運営事務局側も講師側にもノウハウが
必要になります。
それぞれのメリット・デメリットは以下のとおりです。
《メリット》
受講者が選抜されているのでレベルが高く、講義自体が濃密になる
《デメリット》
選定基準の設定が難しく、人員を選定し切れない
企業側としては、なるべく多くの人材の育成レベルを引き上げたいのが
本音でしょう。しかしながら、現実には、研修で引き上がる対象者は
ごくわずかです。
費用対効果的に考えれば、人員を絞り込み、一部の投資人財だけを
対象にした「選抜研修」が「理」にかなっています。
しかしながら、親心として、なるべく多くの人員に研修受講してもらい
スキルアップをかなえたい「情」の側面もまたあります。
「理」を取るか、「情」を取るか、
中々悩ましい問題です。
当社は、研修当日の運営だけでなく、こうした人財育成計画の
コンサルティングから開始し、研修当日にこぎつけます。
長い時には、研修当日まで半年近くかけて準備を行います。