質問力

 

今週は、日本を代表する経営者の日本電産永守社長の

講演に行ってきました。あんまり講演しない方です。

写真 2016-01-14 16 28 08

さすがに迫力ありましたね。

最後には30分近く使っていただき、質疑応答がありました。

ほとんどの方の質問に意気軒昂に答えていました。

しかし、私が投げかけた質問には、

「う〜ん、それは難しい問題ですね〜。と少し

勢いがない答えになりました。

ここで質問力に関する2つのアドバイスをしたいと思います

1つは、「質問ありますか?」と聞かれたら

必ず質問をすることです。

簡単ですが、実はこれ、ほとんどの人ができてません。

質問することで、アピールになったり、本質を理解できるので

必ずしましょう。

 

2つめは、相手をハッと考えさせる質問を投げかけることです。

質問は自分のためでもありますが、相手のためでもあります。

言い換えれば、相手が答えにくいような質問はいい質問かも

しれません。

 

永守社長には、永守さんが回答するのに得意とするような

質問が投げかけられました。

「なぜ、緑のネクタイをしているのか」

「将来、経営者になるには何をすべきか」

それはそれでいいのですが、そんなのネットで調べれば分かります。

ぜひ、その場でしか聞けないことをしましょう。

私は、2つの質問を用意してました。実際には1つめだけ質問しましたが。

Q1:10兆円企業を目指し、中国・韓国に負けない企業にするには、

社員による情報漏えいなどのディフェンス策が必要だが、どうするつもりか

Q2:ソフトバンク孫社長に請われて、社外取締役をやっているが、

孫社長に教えたこと、逆に孫社長から教わったことを1つづつ

教えて下さい

1番目の質問は、攻めの経営をしている永守さんにとって

弱点となる防御策です。答えに窮しながらも私が株主であったら、

10兆円を目指すのであれば、聞きますよ。

少し曖昧なお答えだったので、しっかりした番頭が

社内統制を効かせてくれれば大丈夫と思います。

まあ、どちらもネットには出てない答えですよね。

こうゆう質問を瞬間的に考えるトレーニングを

日頃行う必要があります。

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