内容紹介

「賢者の知恵」と「成功者の事例」を「1枚の地図」に凝縮!

リーダーは、絶対に迷ってはならない。
だが、実際のところ、迷わないリーダーはいない。過去に経験のない状況で判断を迫られたら、どんなリーダーも迷うものだ。
では、どうしたら正しい判断を下せるのか──。
実は、正しい判断にたどり着くための、とっておきの方法がある。
それは、「1枚の地図」を描くことから始まる。
著者は、数多くの経営者と接し、戦略立案や商品開発を手掛けてきた人気コンサルタント。
「賢者の知恵」として、クリステンセン、キム&モボルニュ、コトラー、アンゾフ、ミンツバーグ、チャンドラー、ポーター、ドラッカー、ケープルズ、コリアーを引用。
「成功者の事例」として、Google、NETFLIX、富士フイルム、マイクロソフト、デアゴスティーニ、日本一の行商人、サイバーエージェントの事例を紹介。世界の経営学の知恵と、競争を勝ち抜いてきた企業の成功事例を織り交ぜながら、6ステップで「1枚の地図」に落とし込んでいく。


30年後の「未来」と「現在」をつなぐ壮大な物語

主人公はつぶれかけたレンタルビデオ屋の経営者、藤堂篤郎。倒産の危機の中、山奥で自殺をしようとした藤堂は、一人の男と出合う。経営学の教授というその男、ヤシロは藤堂に地図の描き方を指南する。さらに、従業員を巻き込んで、「1枚の地図」が出来上がっていく。それにより、レンタルビデオ店は驚く方向へと進んでいく。 30年後の「未来」と「現在」をつなぎながら、企業を成長させる要点を壮大な物語に載せて、明かしていく。





内容構成

はじめにプロローグ 2050年から、2020年へ。


第1部 リーダーが決める「戦略」

■STEP1 ゼロを足して、高みを目指せ!
-リーダーが持つ地図は、たった“1枚”だけでいい
-これがGoogleの最強思考法「10X」だ!

■STEP2 鳥の目で、風をよめ!
-市場把握の4マトリクス
-NETFLIXよ、そこまでするか!

■STEP3 方角は4戦略から決めよ!
-“具体的”から“概念的”に
-3本矢で勝って兜の緒を締める富士フイルムの戦略


第2部 スタッフが実行する「戦術」

■STEP4 細かく砕いて、戦術検討!
-主体性の秘訣は、問い掛け
-「北風」より「太陽」マネジメントを選んだITの巨人

■STEP5 コミットできる、行動目標を掲げよ!
-“具体的目標”から描く“具体的戦術”
-なぜ、デアゴスティーニ社は499円でテレビCMを打てるのか?

■STEP6 惹き付けて、押し込め!
-即効性あるコピーライティング
-ある行商人の鬼凄いセールストーク術の秘密


第3部 「戦略」と「戦術」の両輪

-【徹底解説】1枚の地図
-サイバーエージェントの「戦略」と「戦術」
エピローグ 2021年から、2050年へ。
おわりに